商標登録の料金の説明

商標登録を行う際の料金は、最終的に取得する商標権の権利範囲に依存して変化します。
商標権の権利範囲を広くすればするほど料金が高くなります。この反面、商標権の権利範囲を狭くすると料金は低くなります。このため商標権の権利範囲の広さと商標登録の料金との関係は天秤のようになっています。

商標登録の料金は大きく次の三つにより決定されます。

(1)商標の調査手数料
手数料の中で大きな比重を占めるのが商標の調査手数料です。

依頼を受けた商標調査に対してダメ出しをされると次から次へと数万円単位で課金されることになります。

(2)出願する商標の数
商標権の範囲は出願する願書に記載する商標により決定されます。このため一つの願書に記載した商標全体が一つの権利として扱われます。

例えば文字とマークとを含む商標を、一つの願書にまとめて商標登録出願した場合には料金は一単位で済みますが、文字の商標とマークの商標の二つに分けて商標登録出願した場合には料金は2倍になります。商標登録出願ごとに商標権が設定されるからです。

(3)出願する指定する商品や役務(サービス)の範囲
特許庁に商標登録出願をするときには、商標のみを出願するのではなく、その商標を使用する業務範囲を指定する必要があります。

商標を使用する業務範囲は商品や役務(サービス)この商品や役務は、商標法上第1類から第45類に分類されています。この分類の中から商標権を請求する範囲を選択します。

この類別は「区分」とも表現されています。この区分が特許庁の課金単位になります。

厳密には違いますが、概ね指定する商品や役務の区分数が2倍になると特許庁に支払う料金は2倍になり、指定する商品や役務の区分数が3倍になると特許庁に支払う料金は3倍になります。

特許事務所の料金

特許事務所の料金は特許事務所によって異なります。
料金体系は立ち食いうどん屋さんのように格安なところもありますし、高級フランス料理店のように高価なところもあります。

料金だけであれば、開業したばかりお客さまがあまりいない事務所やローケーション等の問題でお客さまに困っている事務所が狙い目です。格安で営業している場合がありますのでインターネットで探してみるのもお奨めです。

ただし経験豊富な医師や弁護士等のプロフェッショナルは通常は自分を安売りしません。同様にしっかしりた弁理士のいる特許事務所は安売りはしていないようです。

このため格安を強調している特許事務所の場合には、何故格安なのかを電話で聞いてみたり、ホームページをチェックしたりしてご自身で納得されてから依頼した方が無難です。安かろう悪かろうでの事務所に依頼した後では処置に困ります。

例えば「事務所手数料」は格安なのに、「商標調査手数料」など、名目を変えた項目について次から次へと数万円単位で追加課金される場合があります。

手数料に気を取られて「商標調査手数料」を含めた費用総額のチェックが手薄にならないよう注意しましょう。

手続き開始前にいくら調査料金を支払えば出願できる状態になるのか、事前に必ず総額k確認しておく必要があります。

特許事務所の料金体系

出願する前には商標登録を希望する商標が登録可能かどうかを調べる必要があります。
特許庁に商標登録手続をした場合、願書を特許庁に提出する時、審査官から拒絶するといわれた場合に意見書を提出して再審査請求を行う時、審査に合格して登録手続きをする時等に料金が発生します。